府中まちなかフェスタ2019

府中に息づくお店探訪「宮地楽器MUSIC JOY 府中」in ル・シーニュ

音楽は豊かな人生の道しるべ~楽器店を超えたMUSIC JOYを目指して~

 

「ル・シーニュ」の4階には、大人から子どもまであらゆる世代の人々が、日々の楽しみを見つけることのできる場所、「宮地楽器MUSIC JOY府中」があります。ここでは、ピアノやギターといった楽器をはじめ、そろばんや習字、ダンス、プログラミングなど、様々なジャンルの習い事に挑戦することができます。本日は、音楽教室課の中條里美(ちゅうじょうさとみ)様にお話を伺いました。

創業から現在に至るまで

宮地楽器の歴史の始まりは、1917年、材木商人であった先代の宮地社長が、材木を使ってバイオリンの弓を製造し始めたことをきっかけに、楽器業界に参入したことです。その後、1957年に株式会社宮地商会が設立され、1969年から音楽教室事業が始まりました。以降は続々と店舗を展開し、東京都内に40教室を構えるとともに、神田や立川、武蔵小金井では楽器店としての営業を行っています。当教室には、1歳から80歳台まで幅広い年代の生徒様が通っていらっしゃいます。

あらゆる“音”を支える楽器店

宮地楽器の大きな強みとしては、事業展開が幅広く、単なる楽器店に留まらないサービスを提供していることが挙げられます。その1つが防音工事です。例えば、マンションにお住まいの方にとっては足音や騒音など、楽器に限らない音のお悩みを持たれる方が増えてきていると思うのですが、そういった問題を解決するお手伝いをさせていただく部署として、防音工事部というものがあります。音楽教室に関しては、宮地楽器は多摩地区最大の楽器店であるため、地域の方々に密着した教室運営を行いつつ、通っている生徒様に教室を跨いで複数のレッスンをご受講いただけることも魅力の1つです。また、楽器店として、YAMAHAをメインに、楽器はもちろんアンプやエフェクターといった音楽機材など、プロのアーティストの方にも信頼をいただけるような充実したラインナップを揃えています。

府中の街を音楽で興す

まちとの関わりの一つとして、府中駅前の商業施設「くるる」の2階にストリートピアノを設置し、調律・メンテナンスを担当しています。そのピアノを活用し、吹き抜けの空間を生かしたフルートやサックスとのセッション、季節ならではのクリスマスコンサートなどといったイベントも定期的に企画しています。また、例年11月頃に開催される「JAZZ in FUCHU」という、府中市を挙げた音楽イベントでは、PAの調整やステージの管理を行っています。毎年大人気のイベントで、300団体ほどの参加申込があり、リピーターとして聴きに来てくださるお客様も多くいらっしゃいます。昨年は、当イベントの開催に合わせて、「ル・シーニュ」2階で楽器体験イベントを行いましたが、そちらも入場制限が必要になるくらいの大盛況でした。音楽を愛する人々の多さを体感でき、非常に充実した気持ちになるシーズンです。

音楽によって広がる人の輪

宮地楽器に勤めて思うことは、音楽がいかに人と人を結びつける存在であるかということです。先生方と日頃からお話をしたり、イベントを企画させていただいたり、あるいは生徒様と楽器購入のご相談を進めたりなど、音楽に携わる仕事には丁寧なコミュニケーションが必要不可欠です。先生方・生徒様・我々の3者で連携を取りながらサポートさせていただく際に、そういったことを強く感じます。また、コンサートや発表会の折に外部から来てくださったお客様とお話をしていく中で、新たに宮地楽器に接点を持ってくださる方々が増えていく経験を通して、音楽を介した人と人の輪の繋がり・広がりのようなものを日々実感しています。

読者の皆様へ

音楽は、自分自身のタイミングに合わせて、いつ始めてもいつ辞めてもいい習い事です。ただ、音楽によって心が豊かになる、人生によい変化がもたらされると思っています。スタートに際して何かネックになることがあれば、私たちが全力でサポートさせていただきます。生徒様1人ひとりに合わせて、多様なレッスンがございます。この記事を読んで少しでも「音楽を始めてみたいな」と思われた方は、無料体験もできますので、ぜひ1度ご相談ください。

<筆者コメント>

筆者自身も4歳からピアノを習っていて、音楽が自身にとって切り離せない存在であると考えていることから、中條様の「音楽は心を豊かにし、人生によい影響をもたらす」というメッセージに感銘を受けました。音楽に限らず、どのようなジャンルでも一生懸命打ち込める物事があると、生活に彩りが生まれ、毎日を前向きに過ごすことができると確信しています。「宮地楽器 MUSIC JOY府中」を訪れて、あなたも新たな趣味の扉を開けてみませんか。

(文:山口 紗和 東京外国語大学学生)

(写真:村元義樹 東京農工大学学生)


府中に息づくお店探訪「ふたごや」「オカンオトン」in ミッテン

焼肉はとびきり美味しい日常食。思い出詰まった韓国家庭料理の味を府中に

「今日のご飯どうする?」「ふたごやに行こう!」

日常会話の中で名前が挙がるお店が目標なんです_昨年10月ミッテン府中に2店舗同時オープンを果たしたFTGフーズ営業本部長小林岳人さんが真っすぐな眼差しで語ります。今回はミッテン府中9階フードコートに店舗を構えるFTGフーズ管轄の焼肉丼の店「ふたごや」とその系列店の韓国料理屋「オカンオトン」に取材を行い、お店のこだわりや拠点として府中を選んだ理由についてお話を伺いました。

ビジネスと日常生活が交差する活気ある府中

府中は自然や歴史のイメージが先行する一方で、多くの企業が拠点を持つ地域でもあります。中でも特徴的な点は企業の拠点と市民の方々の居住区域がかなり近いということです。良い意味でコンパクトな街ですよね。商業施設が駅前に集中的に建設されている都市はあまり例を見ないので、この場所で新しい事業に挑戦してみたいという思いが強くありオープンするに至りました。

2ブランド同時展開の裏話

実は前々より試してみたいブランドが2つありました。それが今の「ふたごや」と「オカンオトン」です。どちらを先行して出店するかという話をしている中で、縁あってちょうど2つのブランドを同時に出店できる物件に出会えたんです。元々「大阪焼肉・ホルモン ふたご」という焼肉屋を生業としていたものですから、肉のプロとして焼肉屋以外のフィールドでどう戦っていくかを考えた時、フードコートという場所に大きな可能性を感じました。また、FTGフーズ、そしてその親会社FTGカンパニーは在日三世の韓国人の双子の兄弟が設立した会社です。一般的な韓国料理だけではなく、彼らが幼少期に食べていた韓国の家庭料理を商品化したら展開したら面白いのではないか、という思いから「オカンオトン」のオープンが実現しました。

フードコートで魅せる絶品・本格焼肉丼

「ふたごや」の大阪焼肉は、大阪のコリアン街・鶴橋に根付いた焼肉文化を基にした甘辛くコテコテの味が特徴の焼肉です。仕入れから加工まで我が社で行うため肉のプロとしてその品質を保証できますし、さらに、独自に開発した秘伝のタレで仕込んだ「ふたごや」の味には確かな自信があります。

 

正直なところ、フードコートに訪れるお客様のお店に対する期待値は路面型の飲食店と比較して若干期待値が下がるのではないかと推測しています。しかしその中で「本物」の味を提供することこそが我々の目標です。関東では焼肉はご褒美という認識がある一方で、関西では焼肉を日常の食事として捉える傾向が強くあります。日常に寄り添う食文化の一つでありながら本物の味を楽しむことができる、お客様にはそのギャップを体感して欲しいと思っています。

思いが込められたブランド名

実は「オカンオトン」というお店の名前にもこだわりがあるんですよ。こちらで提供している食事は、社長と副社長が幼い頃に食べていた韓国の家庭料理を基に考案されています。彼らが大阪出身で両親のことを「オカン」「オトン」と呼んでいたこと、韓国の「カン」と韓国の代表的な食文化である豚の「トン」、さらにそこにハングルを組み合わせて「오カン어トン(オカンオトン)」というブランド名になりました。

やみつき甘辛「ふたごや名物かるび飯」と懐かしいオカンの味「ヌルンバ」

「ふたごや」で是非注文してほしいのが「ふたごや名物かるび飯」です。銀のお皿にご飯が盛られ、その上にキャベツとカルビ、さらに上から2種類のマヨネーズがかけられたものですが、並で総重量500g、得盛で850gとかなり満足度の高いメニューです。並が850円と食べやすい価格設定となっておりますので、この機会にご賞味ください。

韓国料理と言えばビビンパが有名ですが、我々がおすすめしたいのは「オカンのヌルンバ」というメニューです。お釜で炊いたご飯のおこげに出汁を入れてほぐしたものを韓国語でヌルンバと呼びます。ヌルンバをお食事いただく際には、まず最初にふたを開けると湯気の先に見えるご飯の見栄え、卵を潰しながら混ぜた時に立ち上がる香ばしい香り、そして最後に出汁を入れて柔らかくなったおこげ、というたくさんのワクワクを味わうことができます。まだ食べたことのない方は是非このワクワクを体験しに来てください。

お客様との交流を大事に、愛されるお店になるために

府中は企業の拠点と市民の居住区域が非常に近い活気のある街です。地域に根付き、長く愛され続けられるようなお店にしたいと強く思っています。お客様との交流にも非常に重きを置いていますので、メニューのリクエストやその他ご意見等ありましたら教えていただけると幸いです。

 

(文:堀 詩 東京外国語大学学生)

(写真:本間美実子 東京農工大学学生)


ラグビーのまち府中写真展 開催中!

市内を活動拠点とするラグビートップチーム、東芝ブレイブルーパス東京と東京サントリーサンゴリアス両チームのオフィシャルカメラマンとの協働による写真展を行っています。

ぜひ、現在販売中のオリジナルラテとともにお楽しみください。

 

 

 

 

 

ラグビートップチームコラボカフェラテ販売中!

カフェラテ:各715円(税込)
ケーキセット:各1210円(税込)

 

開催期間

令和6年1月5日(金)~2月28日(水)

 

開催場所

183 FUCHU FAN ZONE(府中駅北口改札前にあります)

https://183fuchufanzone.com

 

問合せ

府中市観光プロモーション課(TEL 042-335-4095)

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kanko/183/183rugbyphotoexhibition.html

 


府中に息づくお店探訪「盛よし」in ぷらりと京王府中

松本の名店の味と思いを府中へ

今回取材したのは、ぷらりと京王府中の1階にお店を構える洋食店の「盛よし by onion」さんです。「盛よし」は、松本市では知らない人はいないとまで言われるほど地元で愛されている洋食屋店で、2023年末に2号店が新しく府中にオープンしました。

お店の立ち上げや経緯についてをマネージャーの淺川和也さんに。お店の魅力やこれからについてを小学生の頃から松本の本店に足しげく通い府中の店舗の立ち上げにも関わった井口あずささんと、キッチンで腕を振るう餘田宗彦さん、店長の秋田学さんに伺いました。

松本のシンボル的な存在であった洋食店「盛よし」の復活

(マネージャーの淺川和也さん)

この「盛よし」というお店は、元々長野県の松本市というところで40年ほど前から営業していた洋食店になります。その洋食店が、2023年3月に元々のオーナーの体調が悪くなったことと、跡を継いだ娘さんが急に倒れたことで閉店しました。それから半年ほどたったところで私たちオニオン新聞社という会社が事業を継承し、8月から店舗を再開させました。その後、ここ府中に2023年12月に2号店をオープンさせました。

店名の「盛よし」は、創業者の名前が須澤盛義(もりよし)さんだったことと、学生さんや若者の人たちにお腹いっぱい食べてほしいということで、「盛りが良い」というところを掛けて付けられたと言います。

その後ろにつく「by onion」の部分ですが、ひとつは弊社がオニオン新聞社という名前であること、もうひとつは創業者の後を継いだ娘さんの「店を受け継いだら店名をoignon(フランス語でオニオン)に変えたい」という思いも一緒に合わせてつけさせていただいています。

「民芸」は、松本の方の店舗で松本民芸家具という松本で何百年も作り続けられている家具を店内に使っているのが名前の由来です。

府中は松本に似ている。~2号店を府中に出した理由~

2号店を府中に出した理由として、まず1つは街の雰囲気が似ていることが挙げられます。松本は府中程大きい町ではないのですが、若い人から高齢者の方々まで安心して住めるようなまちづくりをしている点がちょっと似ていると感じます。あとは、自然が豊富にあったりだとか、多摩川の水系から恵みを得ていたりだとか、住んでいらっしゃる方の人柄が、松本と似ているんじゃないかなと思いますね。

このお店のアピールポイントとしては、昔から愛されている昔ながらの洋食が楽しめるというところですね。ソースであったりだとか、コロッケの具材であったりだとか、そういうものを松本でしっかり修行をした人たちがこっちへ持ってきて、しっかり同じ味を再現しています。また、若い方やたくさん食べる方々に向けて、量が多くて盛りがいいところもポイントです。

盛よしのポタージュの虜に

(大の「盛よし」ファンだったと語る井口あずささん)

私が1番好きなのはポタージュです。小学生の時に初めて「盛よし」のポタージュを飲んでから、ずっと常連として通っていました。松本の店舗には長年の味を守り抜いてきたシェフたちがいて、味を守ることをすごく大事にしてるので、そこが盛よしの魅力かなと思います。

私は元々小学校2年生頃から「盛よし」に通っていて、松本のお店がオープンするときにアルバイトでお店に入り、10月頃に社員になりました。 そのため、松本のお店のオープンにも、府中のお店のオープンにも関わっています。

府中に2号店を出すときは、お年寄りの方が多くいらっしゃったり、 まちの人たちが優しかったり、まちなみ等は松本に近い部分があったのですが、0から全てを作らなければいけなかったので、本当に大変でした。松本のお店が復活する時も大変といえば大変だったのですが、元々基盤ができてる状態とはすごく差がありました。

大変な思いをして作った府中店なので、ぜひ多くの人に良さを知ってもらえるように、松本で守り抜かれた「盛よし」こだわりの味を府中の2号店でも貫いていきたいです。

「盛よし」独自の味を知ってもらいたい

(キッチン担当の餘田宗彦さん)

 

このお店の魅力といえば、個人的な感想ですけど、やっぱりカニコロッケがうまいです。カニ自体のおいしさもそうですし、クリームを噛んだ時のあのとろける食感が魅力ではありますね。仕込みも大変なんですが、唯一無二の味になっていると思います。

料理自体が昔ながらの洋食なので、いわゆる普通の洋食とはちょっと違った部分もあります。例えば盛よしのハンバーグはやや薄めでパン粉の量がちょっと多めなので、まわりはカリっと中はジューシーな仕上がりになっています。

他には、ヒレカツにも特徴があります。棒の状態から手切りしたジューシーなカツに、信州味噌を使ったソースをかけています。麹味噌なのでちょっとさっぱりしつつ、味噌の濃厚な味や渋みもちゃんと味わえるようなメニューになっています。

府中で「盛よし」の味を皆さんに知っていただいて、この味が気に入っていただけたら週に1度でも足を運んでいただいて。あわよくば松本の本店の方にも足を運んでいただけるような、そんな店作りをしたいですね。

(受け継がれた味を守るキッチンの様子)

味を受け継ぎ、府中でもシンボルになるお店へ

(店長の秋田学さん)

自分が目指したいお店という意味では、おいしさはもちろんのこと、やっぱり来られたお客様みんなに笑顔で帰ってもらいたいというのがあります。

アットホームな雰囲気で、嫌なことがあってもここに来れば笑顔で帰れるというお店を目指していきたいと思っています。笑顔で帰ってもらえるような常連さんをこれからどんどん作って、新規のお客さんにもやっぱり笑顔で帰ってもらえるようなお店にしたいというのが1番ですね。

松本で洋食店と言ったら「盛よし」なんです。ですので、府中の方々にとってもシンボルのようなお店になれたらなと思っています。

オニオン(たまねぎ)って輪なんですよね。このお店に人が集まることで、輪の中心になって、和を作っていって、この府中の町が少しでも盛り上がるお手伝いができたらいいなと思います。

筆者コメント

皆さんのお話の節々から、「盛よし」というお店にかける愛情の深さが伝わってきました。

長年味を守り続けるということが、責任が重くとても大変なことだということも伝わってきました。

これから府中でも、守り続けた味で多くの人に愛されるお店になっていってほしいです。

お話を聞かせていただきありがとうございました!

 

(文:野崎夏帆 東京農工大学学生)

(写真:山口紗和 東京外国語大学学生)


府中に息づくお店探訪 「Free nail」 in くるる

ひとりひとりの人生を共に歩むネイルサロン

府中駅から直結の施設「くるる」に入ると、服屋や新しい飲食店まで様々な要素がつまった独特の雰囲気が出迎えます。そんなくるるの1階に、昨年(2023年)の11月に新しくネイルサロンが開かれました。自宅サロンから店舗へと移転したFree nailのオーナー森川さんはネイルに対して、府中に対してどのような思いを抱かれているのでしょうか。お話を伺いました。

生活の変化を共にするネイル

会社員の仕事をしながら歌舞伎町のネイルサロンで働いたのが、初めてのネイルサロンでの仕事だという森川さん。学生のときは商業科の学校に通い卒業後は会社員として就職、すぐにネイルの学校に通っていたわけではなかったといいます。

『学生のときからネイルに興味があり趣味でやっていましたが、社会人になってからスクールに通い本格的に始めました。私自身が深爪に悩んでいるときにネイルサロンで直してもらった経験があって、いつかは仕事としてやりたいと思っていました。』

正社員として働く側ら歌舞伎町で夜営業のネイルサロンで働いた後、結婚を機に憧れのネイリストに絞り経験を積んだそうです。その後出産を機に子育てしながらもネイルの仕事を続けたいと思いご実家のある府中に引っ越し、伊勢丹府中(現: Mitten)のサロンで働き始めます。その後 2017年に独立し、府中の自宅でネイルサロンをオープンされました。

女性としてライフイベントや生活の変化がある中、ネイリストとしての働き方も変化している森川さん。「Free nail」というお店の名前はネイルの学校に通う前から掲げている言葉で、「フリースタイルで(型にはまらず)、ずっとネイルと向き合いたい」という意味が込められているといいます。

『自分の好きなペースでネイルと向き合うという、私の働き方としてのフリーというだけではなく、お客さまのネイルのあり方としての意味も含まれています。一人一人の生活スタイルに合わせたネイルを提供していきたいです。』

自宅サロンの時はコロナ禍でもネイルを楽しんでもらえるよう出張したり、子連れでネイルを楽しめるようになど、サロンを行う上でもさまざまな工夫をしていたようです。自身にとってもお客さんにとっても、生活のスタイルに合わせながら自由にネイルを楽しむという意味が店名の背景にありました。

お客さんがいるから、私がお手伝いする

2017年から自宅サロンを始めて約6年目、昨年の11月にくるる内に店舗を開かれた森川さん。自宅サロンをされていたときは日曜・祝日開けることができず、また駅から離れたところにあったため、電車をご利用のお客様が雨天や暑い中徒歩で来て下さる時は心苦しかったといいます。

『私がネイルをやってるからお客さまが来るではなく、お客様の生活の中にネイルがあります。私の子育て中でご不便をおかけしても支えて下さった常連様や新しく出会うお客様のペースに合わせられるようでいきたい』

これからのお店の在り方について尋ねると、ゆったりとしたくるるのように、一人一人のお客さんに寄り添ったサロンにしていきたいとのこと。

『これからは、後継者を育てたいです。私が体調を崩したりしてもお客さまがちゃんとネイルを楽しめるように。今まではひとりでサロンをしていましたが、チーム体制でお客様を大事にし、どんなお客さまも利用しやすいネイルサロンになればいいなと思います。』

今までとこれからがつながる府中で

府中が出身の森川さんは、学生時代には旧伊勢丹府中店やくるるでアルバイトをしたことがあり、その経験が、今回くるるへの出店を選んだ理由のひとつだといいます。また、府中に対しての印象についてこう語ります。

『府中は「小さな国」のようです。駅周りで基本的に何でも揃ったり、飲食店も豊富だったり。ずっとここで暮らしていて外に出ていない人も多くて、私のように就職して出ていった人も子育てする時期戻ってきたり。』

そんな森川さんは、2017年・2018年に小学生対象の「おしごとなりきり道場」に参加するなど、府中でのイベント等にも参加してきました。ネイルサロンとして府中と関わりをもったきっかけは、自宅サロンを立ち上げる際に商工会議所の創業塾に参加したことでした。さらに、くるるで店を持つ前には大國魂神社前にあったチャレンジショップ「ふちゅこまーけっと」で一時的に駅前に店舗を開き、ネイルサロンを開く練習にもなったといいます。

『これからも府中に関わっていきたいです。家族で町内会のイベントに参加したり、近所のコミュニニティーに参加してお友達をたくさん作りたいです。挨拶できる仲間が多い分楽しい事も悲しい事も分け合えると思っているので、今後も市の活動には積極的に参加していきたいと思っています。』

取材の後、ネイルのケアをしていただきました。きれいになった手元が目に入ると、思わず笑みがこぼれてしまいます。

15年続けるネイルに対する熱と、お客さまに対する温かい思いに溢れた森川さん。
現在は性別に関係なく一人一人がそれぞれの目的で楽しんでいるネイル。お話も楽しめるネイルサロンに一度訪れてみてはいかがでしょうか。

Free nailホームページはこちら↓

https://www.freenail-japan.com/

(文:梅本杏月 東京農工大学学生)
(写真:森田大輝 東京外国語大学学生)


けやき並木通り・府中スカイナードを使用する府中市後援事業の実施にかかる手続きの変更について

2024年2月1日以降、「府中駅前公共空間活用事業」の実施に伴い、府中市後援事業でけやき並木通り・府中スカイナードを使用する際には、使用日時、場所の重複を防ぐために事前にまちづくり府中へ使用確認書をご提出いただくこととなりました。道路使用の手続きにおいて、この使用確認書を使用します。

市後援事業の実施を検討されている方は、下記手続きフローのとおり、事業検討段階で①事前相談をまちづくり府中にしてください。

使用確認書(WORD)

使用確認書(PDF)

府中市後援事業手続きのフロー(PDF)


府中に息づくお店探訪「つばめ」in フォーリス

子供からお年寄りまで、みんなから愛されるお店にしたいーこだわりのラーメンを届けつづける店長の想いー

府中フォーリス1階、フードコートの奥へと進むと、味わいのある書体で書かれた「つばめ」の文字が見えてきます。

今回取材をさせていただいたのはこちらでラーメン専門店を営む「つばめ」さんです。7年前にオープンしたこちらのお店は、実は、府中で40年以上続く人気店「らいおん」ラーメンの姉妹店でもあります。

取材では、オーナーの小倉さんにお話を伺いました。ラーメン屋オープンに至った経緯や、他店舗とは異なる「つばめ」ラーメンならではの特徴についてなど、盛りだくさんでお送りしていきます。

「つばめ」が提供する名物ラーメン

 

当店の看板メニューはやはり、「つばめラーメン」。醤油・味噌・ゆず塩の3種類を用意しており、特徴はなんと言っても、上に載せる白髪ネギです。胡椒とごま油で和えてたっぷりトッピングしています。

僕はくるるの1階に店を構える「らいおん」の店主でもあるのですが、豚で出汁をとる向こうのラーメンとは違って、「つばめ」ではあっさりとした鶏ベースのスープを使っています。これは、幅広い年代の方にご来店いただいている「らいおん」に対して、ご年配の方が多く訪れるこのお店では、お年寄りの方でも食べやすい味を提供したい、と思って変えています。

 

ラーメンに関しては、普段からよく他の店を食べ歩いて研究しています。僕は食べることが好きで、いろいろな所に行っては味を覚えて帰るんです。つい昨日も1泊2日の旅でラーメン屋を4軒食べ歩いてきました。(笑)

脱サラから40年——ラーメンにかける想い

高校生くらいの頃から、とにかく独立したいという気持ちが強くて、いつか何かを、と思ってました。サラリーマンも経験しましたが、27歳の時に周囲の反対を押し切って辞め、最初のお店をオープンしました。やっぱり自分で考えて作ったもので勝負したい、という思いが強かったんですよね。

最初は「ラーメン屋なら自分でもできるだろう」という安易な気持ちで始めましたが、その代わりオープン後はしょっちゅういろんなところを食べ歩きして研究してました。今でも研究は続けています。

元々ラーメンが大好きでもっと極めたかったのと、当時は中華料理屋はあってもラーメン“専門店“は少なかったため、新しくやってみたかったというのがきっかけです。

また、ラーメンは子供からお年寄りまで食べられる上に、時間を問わず夕方でも夜中でも食べたいと思える料理ですので、多くの人に幅広く食べてもらえるのがいいなと思いました。

「つばめ」名付けの由来は親しみやすさ

 店名ですが、お客さんから身近に感じてもらうために、動物の名前にしたいなと思って決めました。また、難しい漢字で書くのではなく、ひらがなにしたのもこだわりです。

お店の前を家族連れが歩く時に、子供でも読めて言葉に出せる、そんな親しみやすいお店にしたかったんです。

中でも「つばめ」という名前をつけたのは、偶然自宅につばめが巣を作っていたことがきっかけです。可愛いし、巣を作って子供がたくさんいるつばめからは家族を連想できて暖かくなりますからね。縁起が良いなと思って命名しました。

お客さんがスープを飲み干して空になった器を見た時は「美味しいと思って飲み切ってくれたんだな」と、すごく嬉しくなります。日々いい味が出ているかチェックするためにも、スープの残り具合はいつも見てしまいますね。

また、実際に「おいしかった!」と声をかけてくださる方もいるんですが、そういう時は本当に励みになります。

ラーメン激戦時代でお店を続けていける秘訣

お店を続ける上では、大変な時期もありました。やはりコロナ期間は耐えるしかなかったですね。物価上昇に伴って仕入れの値段もどんどん上がるし、苦労はあります。

特にラーメン屋は入れ替わりが激しい業界なので、新しいお店が10軒できたら、他の10軒が潰れると言われているんです。

テレビで話題になったり、すごく人気だったお店でも今なくなっているところは結構ありますから…でも、それは嫌じゃないですか。

お店を続けていくには、僕は“持続“が一番だと思っています。今も昔も変わらず、独自性で押し出していく。簡単じゃないけど、山があったり谷があったりしながらも乗り越えて、お店をこれからも続けて行きたいですね。

筆者コメント

取材後は実際につばめラーメンをいただきました。白髪ネギが載っているラーメンは初めてで、ネギの香りとシャキシャキの食感を楽しみながらいただきました!スープは小倉さんがおっしゃっていた通り、あっさりしたテイストで、こってりした味が苦手な私でも食べやすく、箸が進みました。ごちそうさまでした!

これからも幅広い世代に愛されるラーメンを提供し続けてくれると思います。記事を読んでくださった皆さんも、小倉さんのこだわりが詰まった「つばめ」の味をぜひ食べにきてみてくださいね。

 

「つばめ」フォーリス店・「らいおん」くるる店のinstegarmアカウントはこちら

https://www.instagram.com/lion.ramen.tokyo?igsh=MTMydzZndnRqcnNueA==

 (文:宇田川あみ 東京外国語大学卒業生)

(写真:内野僚太 東京農工大学大学院修士2年)


府中で開運!新春デジタルスタンプラリー

大國魂神社およびその摂社・末社(関わりのある神社)のテーマごとに設定した6つのコースで、市内観光スポットを巡り、デジタルスタンプを集める「府中で開運!新春デジタルスタンプラリー」を開催しています。

 

開催概要

開催期間:令和6年1月5日(金)~2月4日(日)

参加費用:無料(通信料は自己負担となります)

参加方法:府中観光協会ホームページをご確認ください。

https://www.kankou-fuchu.com/?p=we-page-entry&spot=463981&cat=15351&pageno=3&type=spot

 

 

特典

【先着特典】

スタンプを15個以上集めた先着150名様に蛍光ペンとノートのセットをプレゼント!

引換方法…スタンプを15個以上集めると引換券(電子チケット)を獲得できますので、府中市観光情報センター(宮町3-1)でその画面をご提示ください。

 

【抽選特典】

(1)30個以上のスタンプを集めてご応募いただいた方の中から抽選で30名様に水筒とキャンバスバッグのセットをプレゼント!
(2)全てのスタンプを集めてご応募いただいた方の中から抽選で5名様に府中市特産品セットをプレゼント!
注記:府中市特産品セットの画像はイメージです。

 

 

 

主催:府中市・府中観光協会

問い合わせ:府中観光協会

https://www.kankou-fuchu.com/?p=we-page-entry&spot=30592&type=spot&cat=15349&

 

 


府中に息づくお店探訪「啓文堂書店府中本店」in ぷらりと京王府中

啓文堂書店府中本店~人生を変える1冊に出会える場所~

京王バスに揺られて終点の府中駅まで向かう。下車するとすぐに、ガラス張りの壁に覆われた大規模な本屋が目の前に現れる。今回取材する啓文堂書店府中本店は、1975年創業の歴史ある書店だ。一号店を府中の街に構えて以降、現在は東京都内に22店舗を展開している。今回は本店の店長と、企画担当の書店員に話を伺った。

本店ならではの取り組みとその魅力

本店では、月替わりのイベントを企画し、来店客を飽きさせない試みがなされている。例えば5月には、府中をはじめとする武蔵国の守り神が祀られている、大國魂神社の「くらやみ祭」に因んで、祭りのガイドブックや多摩地域の地形にまつわる本などを特集し、府中の人々に地元の伝統や歴史を一層楽しんでもらえるようなコーナーを作った。

(左:「くらやみ祭ってナンだ?」かぶらぎみなこ / 右:「FUCHU illustration GUIDE BOOK 府中まちあるきイラストガイド」かぶらぎみなこ)

今月の目玉は「啓文堂古書市」である。様々な古書店によって厳選された古本に加え、アイドルのCDや黒電話、キューピー人形などの雑貨が並び、まるで懐かしのあの頃に戻ったような感慨を持つ。新しいモノだけではなく、歴史が積み重なった古本や雑貨があることで、思いがけず時間の流れに想いを馳せる体験となった。さながら神保町の古本市のようなラインナップを、府中でも気軽に楽しむことができるのは、非常に魅力的だ。

アンリアルでは味わえない発見と感動を

店長は、こうしたイベントを行うことで、来店客を楽しませ、何度でも来たいと思ってもらえるような空間を創ることを心掛けていると語る。昨今はオンラインショッピングが勢力を強め、店舗で書籍を購入する機会は段々と失われつつある。ただ、オンラインで書籍を購入する場合、目当てのものが決まっていることが多く、偶然の出会いは少ない。それに引き換え、たくさんの本が選り取り見取りの書店では、購入するつもりのなかった書籍をふと見つけ、思わず手に取るような発見があるかもしれない。アンリアルでは感じられない、リアルな喜びを体感できる場としての書店の存在意義は大きい。

文脈の本棚」に詰まった世界

店内を一通り巡った後、とある書棚の前で足を止めた。「文脈の本棚」と呼ばれるこの書棚では、「music」や「文化人類学」、「食のせかい」など、多様なテーマが取り上げられていて、小説や絵本などがジャンルを問わず集結している。整然と分類された他の書棚に反して、急に出現するダイバーシティに違和感を覚えつつも、じっくり見るとどの本もついつい手に取りたくなってしまう。この書棚こそ、書店ならではの発見と高揚感を味わうことができる空間だ。この企画の担当者曰く、他の従業員と協力して1つの書棚をレイアウトすることで、自分が知らなかった作品にも目を向けることができ、知見が広がるそうだ。来店客だけではなく、店舗で働く方々にとっても心惹かれる一角になっていることが窺えた。

1冊の本が人生を動かす

前述の担当者に、何気なくおすすめの1冊を尋ねたところ、北方健三の「水滸伝」を挙げていただいた。かつて人間関係に苦労した時期があり、小説の中で描かれる登場人物の生き様、上下関係の在り方に大きく感銘を受けたのだという。彼にとってはまさに人生のバイブルのような存在なのだろう。

本には人を変えるエネルギーがあり、小説に限らず、旅行本や写真集でも、誰にとっても人生を変える1冊があると言う。書籍以外にも、音楽・アニメ・舞台芸術など、人々の心を動かすコンテンツは数多くあるが、自身が持つ感性を大切にして、何かしらその琴線に触れるものを見つけ出してほしい。こうした信念に基づき、来店客の人生に影響を与えられる1冊を届けたいという願いを込めて、店に並べるものをピックアップしているそうだ。

残念ながら私はまだ、自分の人生を動かすような1冊との邂逅は果たしていない。しかしながら、素敵な信念を持つ従業員の方々に選ばれた本が揃うこの書店に足を運び続ければ、いつかその1冊に巡り会うことができるのではないかと思った。この記事をお読みいただいた皆様にも、運命の1冊を探しに、ぜひ啓文堂書店府中本店を訪れていただきたい。

(文:山口 紗和 東京外国語大学学生)

(写真:荒井 英美 東京外国語大学学生)


府中に息づくお店探訪「Space KURURU by Breath」in くるる

どんな人にもほっと一息つける瞬間を

府中駅から直通で行ける商業施設「くるる」4階の角へと向かうと、明るく穏やかな光が溢れる空間へとたどり着きます。

 この度取材をさせていただいたのはこちらでコワーキング・レンタルスペースを提供されている「Space KURURU by Breath」さん。作業用のテーブルや半個室空間など、通常のコワーキングスペースと変わらない部分も見られますがそれだけではなく、とある意外な要素も備えているのが特徴です。今回は、創設者の本多様へインタビューをさせていただきました。起業のきっかけとなる原体験や、地元への熱い思いなど、社長による貴重なお話を交えて早速ご紹介していきます。

他とは一味違ったコワーキングスペース「Space KURURU by Breath」が掲げるテーマとは

 コンセプトとしてはコワーキングスペースが近く、お仕事や勉強をされる方々にも利用していただきますし、休憩場所としても使っていただいています。他にも、アート作品の個展を開催したり、個人の方が教室を開いたりできるイベントスペースとしても活用されています。また、半個室を提供する施設の中で府中駅から一番近い場所でもあるので、オンラインミーティングをされる方にも重宝されています。

しかし、他の施設との一番の違いは、「子どもを連れてきても大丈夫な場所」だということです。どの学年の子どもたちも一斉に見ておける学童としての役割も果たしていて、お子様連れの方がこの場所に来てお仕事をされることも多くなっています。

 この空間は見ていただいてもわかるように、年代も目的も空間も、何事も「区切らないこと」を大事にして作られています。できるかぎりオープンな環境を提供するのがこだわりで、必ずしも働く人のためだけの空間ではありません。そのため私は、コワーキングスペースではなく「多世代多目的スペース」と呼んでいます。昔でいう駄菓子屋や喫茶店のように、赤ちゃんからお年寄りまで利用していただけるリラックス空間を意識して運営しています。

「子どもたちと一緒に利用できる作業空間」設立のきっかけ

 起業をしたきっかけは、私自身が赤ちゃんを連れて仕事をしたいと思った時に、そのための場所がなくて困った経験をしたことです。

私は当時から行政書士として働いており、個人事業主でしたので産休も育休もなく、夫は会社勤めでいつも家にはいない状況でした。保育園もいっぱいで預けることもできず、毎日子どもを見ながら自分の仕事をしていくのがすごく大変だったんです。

『1時間だけでも自分一人の時間があれば終わるのに…』と思った時に、ふと『なんでこうなの?』と思ったんです。

それは社会に対しての怒りでもありました。その時、自分の作業をほんの少しやりたくてもできない人たちのために、「ちょっと子ども見てて!」ができる社会を作っていこうと思い立ちました。

エネルギー溢れる行動力の原点と、現在へとつながる思い

 昔から、私は何かを変えたいという思いが人よりも強いのだと思います。学生時代は100人以上所属する合唱部で活動していました。そこで実感したのは、大きな組織であるほど不満はたくさん生まれるけれど、ただ文句を言っているだけでは解決されないということです。その結果、『だったら行動すればいいのでは?』と思うようになり、今に至ります。

口だけになりたくないんですよ。実際、“何かを変えたい“という思いから、近年では武蔵野市議会の議員も務めさせていただいています。自分のお店と議員としての活動を通じて、官民両方における社会課題解決のインプット・アウトプットを同時に行えており、どちらのエッセンスも得られるため、活動に相乗効果が生み出されていると感じています。現在は子育て支援・キャリア支援を通じた地域活性化のために活動中です。

経営者と政治家「二足のわらじ」を履いて得たキャリア観とは

 私は子どもが3人いるのですが、子育て真っ最中という議員はなかなかいません。マイノリティだからこそ、自分が活動する姿を周りに見せることで、子育てしながらでも議員活動はやれるんだよ、ということを示していければと思っています。

また、政治家は職業の選択肢の一つとして考えられることが少ない仕事であると感じています。しかし、自身のキャリアが断絶するというよりむしろ、人々の生活に直結する活動ができ、自らの主張を実践に移せる素敵な仕事です。若者たちには一度政治家というキャリアを挟んでみては?と伝えたいです。

「Space KURURU by Breath」と社長が目指していく今後のビジョン

 今後3年間はとにかく、「Space KURURU by Breath」が持つ「多世代多目的スペース」のスタイルを広めていきたいと考えています。というのも、創立してからのこの5年間で、幸いにも多くの方々がこの施設のノウハウを学びにきてくださっていたので、ビジネスモデルの認知度は全国的に高くなっていると感じていたのですが、展示会に出展してみたところまだまだ知られていないということが分かったからです。以来、まずは多くの人に「Space KURURU by Breath」を知ってもらい、将来的に同じような活動が各地で根付いていけばいいなと考えています。

また、自分としては、目の前の課題に取り組み続け、地域のために生きていければと思っています。都度仕事のやり方やポジションは変えていくと思いますが、心のコアにある部分は変わらず、自分の目に見える範囲の課題を着実に解決していくことを目指していきます。


筆者コメント

今回のインタビューを通じて、課題を発見し、実践的に解決していく本多さんの行動力に大きなパワーをいただきました。通常なら見過ごしてしまう社会の不の側面を発見したり、実際に動き始められていないところに目をつけ、自身の思いに実直に動き続ける姿がとても印象的でした。

改めて、お忙しい中インタビューにお答えくださりありがとうございました。これを読んでくださった皆様も、このように熱い思いから生まれた「多世代多目的スペース」へぜひ足をお運びください。日頃の悩みから解放され、ほっと一息つける空間がそこにあるはずです。

 

(文:宇田川あみ 東京外国語大学学生)

(写真:山口 紗和 東京外国語大学学生)