まちづくり府中について
設立の背景
府中市は、約1,300年前に武蔵国の国府が置かれ、古くから政治、経済及び文化の中心地として栄え、江戸時代には甲州街道の宿場町として、明治以降には郡役所が置かれ、多摩地域の中心としてにぎわい、発展してきました。
しかし、近年では、市内商店の年間販売額減少、商業用地から住宅用地への土地利用の転換が進行し、中心市街地の経済活力の衰退が顕在化してきています。
そのような中、府中駅周辺では、民間事業者や関係団体で構成する任意団体「L♡veふちゅう賑わい創出委員会」が平成26年に設立され、地域活性化の取組をしてきました。
また、府中市は、平成28年6月に国の認定を取得した「府中市中心市街地活性化基本計画」を策定し、中心市街地のエリアマネジメントを担う新たな組織創設を掲げました。
そこで、「L♡veふちゅう賑わい創出委員会」と府中市などから構成される「まちづくり会社設立準備会」が平成28年8月に設立され、平成28年12月に「一般社団法人まちづくり府中」として法人化に至りました。
加えて、令和2年1月には、府中市から「都市再生推進法人」の指定を受け、公共的視点に立脚し、府中市との協働によるさらなるまちの活性化を推進してきました。
※都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定するものです。市町村は、まちづくりの新たな担い手として行政の補完的機能を担いうる団体を指定できます。(詳細は国土交通省のホームページをご覧ください。)
さらに、令和6年4月に、まちづくり府中は、「長期的視点に立脚した事業展開」「民間主導の事業展開」「より広い事業展開」を実現すべく一般社団法人から「株式会社まちづくり府中」に組織再編と事業移管を行い、府中市から都市再生推進法人の指定を受けました。
これからも私達は、府中で唯一の都市再生推進法人として、地域に関わる産官学民の多様な主体と連携して、地域の活性化に資する事業を通して、府中市の地域価値の向上につなげていきます。
経営理念
新たな府中を紡ぎ続けるまちのコーディネーターへ
府中の地に積み重ねられてきた文化と“いま”の府中の姿を重ね合わせ、コーディネートをすることで、新しい地域の価値を創り出し、市民と活力のある府中の未来を共創します。
主な事業
①エリアイベント事業
マルシェやおもてなしライトアップなど、けやき並木通り・府中スカイナード・国司館と家康御殿史跡広場などの公共空間でのイベント事業の実施や協力
②商業活性化事業
府中駅周辺の商業施設と連携したキテキテ府中、個店と連携したまちゼミなどを通した商業の活性化
③回遊性創出事業
東京競馬場とのタイアップ事業やまちバルなど、市内の回遊性を生み出す事業の実施
④公共空間・市有地活用事業
けやき並木通りや府中スカイナードなどの公共空間の活用(府中駅前の公共空間使用案内、府中ストリートテラスなど)、大國魂神社市有地の活用(府中けやきテラス)によるにぎわいの創出
⑤調査事業
中心市街地の空き店舗や歩行者交通量調査などの基礎データの調査
⑥情報発信事業
ホームぺージやSNSなどを活用した地域情報の発信
Instagram @fuchu_machi: https://www.instagram.com/fuchu_machi/
X @machi_fuchu: https://x.com/machi_fuchu
Facebook:https://www.facebook.com/machifuchu/
⑦ふるさと納税支援事業
ふるさと納税返礼品の発送依頼などの発送管理、返礼品新規開拓
会社概要
社名 | 株式会社まちづくり府中 |
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住所 | 東京都府中市宮西町2−8−3 野口ビル2階 |
代表者 | 代表取締役 社長 槇ヶ垰 俊一 |
設立 | 令和6年(2024年)4月1日 |