2024年 2月

府中に息づくお店探訪「宮地楽器MUSIC JOY 府中」in ル・シーニュ

音楽は豊かな人生の道しるべ~楽器店を超えたMUSIC JOYを目指して~

 

「ル・シーニュ」の4階には、大人から子どもまであらゆる世代の人々が、日々の楽しみを見つけることのできる場所、「宮地楽器MUSIC JOY府中」があります。ここでは、ピアノやギターといった楽器をはじめ、そろばんや習字、ダンス、プログラミングなど、様々なジャンルの習い事に挑戦することができます。本日は、音楽教室課の中條里美(ちゅうじょうさとみ)様にお話を伺いました。

創業から現在に至るまで

宮地楽器の歴史の始まりは、1917年、材木商人であった先代の宮地社長が、材木を使ってバイオリンの弓を製造し始めたことをきっかけに、楽器業界に参入したことです。その後、1957年に株式会社宮地商会が設立され、1969年から音楽教室事業が始まりました。以降は続々と店舗を展開し、東京都内に40教室を構えるとともに、神田や立川、武蔵小金井では楽器店としての営業を行っています。当教室には、1歳から80歳台まで幅広い年代の生徒様が通っていらっしゃいます。

あらゆる“音”を支える楽器店

宮地楽器の大きな強みとしては、事業展開が幅広く、単なる楽器店に留まらないサービスを提供していることが挙げられます。その1つが防音工事です。例えば、マンションにお住まいの方にとっては足音や騒音など、楽器に限らない音のお悩みを持たれる方が増えてきていると思うのですが、そういった問題を解決するお手伝いをさせていただく部署として、防音工事部というものがあります。音楽教室に関しては、宮地楽器は多摩地区最大の楽器店であるため、地域の方々に密着した教室運営を行いつつ、通っている生徒様に教室を跨いで複数のレッスンをご受講いただけることも魅力の1つです。また、楽器店として、YAMAHAをメインに、楽器はもちろんアンプやエフェクターといった音楽機材など、プロのアーティストの方にも信頼をいただけるような充実したラインナップを揃えています。

府中の街を音楽で興す

まちとの関わりの一つとして、府中駅前の商業施設「くるる」の2階にストリートピアノを設置し、調律・メンテナンスを担当しています。そのピアノを活用し、吹き抜けの空間を生かしたフルートやサックスとのセッション、季節ならではのクリスマスコンサートなどといったイベントも定期的に企画しています。また、例年11月頃に開催される「JAZZ in FUCHU」という、府中市を挙げた音楽イベントでは、PAの調整やステージの管理を行っています。毎年大人気のイベントで、300団体ほどの参加申込があり、リピーターとして聴きに来てくださるお客様も多くいらっしゃいます。昨年は、当イベントの開催に合わせて、「ル・シーニュ」2階で楽器体験イベントを行いましたが、そちらも入場制限が必要になるくらいの大盛況でした。音楽を愛する人々の多さを体感でき、非常に充実した気持ちになるシーズンです。

音楽によって広がる人の輪

宮地楽器に勤めて思うことは、音楽がいかに人と人を結びつける存在であるかということです。先生方と日頃からお話をしたり、イベントを企画させていただいたり、あるいは生徒様と楽器購入のご相談を進めたりなど、音楽に携わる仕事には丁寧なコミュニケーションが必要不可欠です。先生方・生徒様・我々の3者で連携を取りながらサポートさせていただく際に、そういったことを強く感じます。また、コンサートや発表会の折に外部から来てくださったお客様とお話をしていく中で、新たに宮地楽器に接点を持ってくださる方々が増えていく経験を通して、音楽を介した人と人の輪の繋がり・広がりのようなものを日々実感しています。

読者の皆様へ

音楽は、自分自身のタイミングに合わせて、いつ始めてもいつ辞めてもいい習い事です。ただ、音楽によって心が豊かになる、人生によい変化がもたらされると思っています。スタートに際して何かネックになることがあれば、私たちが全力でサポートさせていただきます。生徒様1人ひとりに合わせて、多様なレッスンがございます。この記事を読んで少しでも「音楽を始めてみたいな」と思われた方は、無料体験もできますので、ぜひ1度ご相談ください。

<筆者コメント>

筆者自身も4歳からピアノを習っていて、音楽が自身にとって切り離せない存在であると考えていることから、中條様の「音楽は心を豊かにし、人生によい影響をもたらす」というメッセージに感銘を受けました。音楽に限らず、どのようなジャンルでも一生懸命打ち込める物事があると、生活に彩りが生まれ、毎日を前向きに過ごすことができると確信しています。「宮地楽器 MUSIC JOY府中」を訪れて、あなたも新たな趣味の扉を開けてみませんか。

(文:山口 紗和 東京外国語大学学生)

(写真:村元義樹 東京農工大学学生)


府中に息づくお店探訪「ふたごや」「オカンオトン」in ミッテン

焼肉はとびきり美味しい日常食。思い出詰まった韓国家庭料理の味を府中に

「今日のご飯どうする?」「ふたごやに行こう!」

日常会話の中で名前が挙がるお店が目標なんです_昨年10月ミッテン府中に2店舗同時オープンを果たしたFTGフーズ営業本部長小林岳人さんが真っすぐな眼差しで語ります。今回はミッテン府中9階フードコートに店舗を構えるFTGフーズ管轄の焼肉丼の店「ふたごや」とその系列店の韓国料理屋「オカンオトン」に取材を行い、お店のこだわりや拠点として府中を選んだ理由についてお話を伺いました。

ビジネスと日常生活が交差する活気ある府中

府中は自然や歴史のイメージが先行する一方で、多くの企業が拠点を持つ地域でもあります。中でも特徴的な点は企業の拠点と市民の方々の居住区域がかなり近いということです。良い意味でコンパクトな街ですよね。商業施設が駅前に集中的に建設されている都市はあまり例を見ないので、この場所で新しい事業に挑戦してみたいという思いが強くありオープンするに至りました。

2ブランド同時展開の裏話

実は前々より試してみたいブランドが2つありました。それが今の「ふたごや」と「オカンオトン」です。どちらを先行して出店するかという話をしている中で、縁あってちょうど2つのブランドを同時に出店できる物件に出会えたんです。元々「大阪焼肉・ホルモン ふたご」という焼肉屋を生業としていたものですから、肉のプロとして焼肉屋以外のフィールドでどう戦っていくかを考えた時、フードコートという場所に大きな可能性を感じました。また、FTGフーズ、そしてその親会社FTGカンパニーは在日三世の韓国人の双子の兄弟が設立した会社です。一般的な韓国料理だけではなく、彼らが幼少期に食べていた韓国の家庭料理を商品化したら展開したら面白いのではないか、という思いから「オカンオトン」のオープンが実現しました。

フードコートで魅せる絶品・本格焼肉丼

「ふたごや」の大阪焼肉は、大阪のコリアン街・鶴橋に根付いた焼肉文化を基にした甘辛くコテコテの味が特徴の焼肉です。仕入れから加工まで我が社で行うため肉のプロとしてその品質を保証できますし、さらに、独自に開発した秘伝のタレで仕込んだ「ふたごや」の味には確かな自信があります。

 

正直なところ、フードコートに訪れるお客様のお店に対する期待値は路面型の飲食店と比較して若干期待値が下がるのではないかと推測しています。しかしその中で「本物」の味を提供することこそが我々の目標です。関東では焼肉はご褒美という認識がある一方で、関西では焼肉を日常の食事として捉える傾向が強くあります。日常に寄り添う食文化の一つでありながら本物の味を楽しむことができる、お客様にはそのギャップを体感して欲しいと思っています。

思いが込められたブランド名

実は「オカンオトン」というお店の名前にもこだわりがあるんですよ。こちらで提供している食事は、社長と副社長が幼い頃に食べていた韓国の家庭料理を基に考案されています。彼らが大阪出身で両親のことを「オカン」「オトン」と呼んでいたこと、韓国の「カン」と韓国の代表的な食文化である豚の「トン」、さらにそこにハングルを組み合わせて「오カン어トン(オカンオトン)」というブランド名になりました。

やみつき甘辛「ふたごや名物かるび飯」と懐かしいオカンの味「ヌルンバ」

「ふたごや」で是非注文してほしいのが「ふたごや名物かるび飯」です。銀のお皿にご飯が盛られ、その上にキャベツとカルビ、さらに上から2種類のマヨネーズがかけられたものですが、並で総重量500g、得盛で850gとかなり満足度の高いメニューです。並が850円と食べやすい価格設定となっておりますので、この機会にご賞味ください。

韓国料理と言えばビビンパが有名ですが、我々がおすすめしたいのは「オカンのヌルンバ」というメニューです。お釜で炊いたご飯のおこげに出汁を入れてほぐしたものを韓国語でヌルンバと呼びます。ヌルンバをお食事いただく際には、まず最初にふたを開けると湯気の先に見えるご飯の見栄え、卵を潰しながら混ぜた時に立ち上がる香ばしい香り、そして最後に出汁を入れて柔らかくなったおこげ、というたくさんのワクワクを味わうことができます。まだ食べたことのない方は是非このワクワクを体験しに来てください。

お客様との交流を大事に、愛されるお店になるために

府中は企業の拠点と市民の居住区域が非常に近い活気のある街です。地域に根付き、長く愛され続けられるようなお店にしたいと強く思っています。お客様との交流にも非常に重きを置いていますので、メニューのリクエストやその他ご意見等ありましたら教えていただけると幸いです。

 

(文:堀 詩 東京外国語大学学生)

(写真:本間美実子 東京農工大学学生)