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府中に息づくお店探訪「ふたごや」「オカンオトン」in ミッテン

府中に息づくお店探訪「ふたごや」「オカンオトン」in ミッテン

焼肉はとびきり美味しい日常食。思い出詰まった韓国家庭料理の味を府中に

「今日のご飯どうする?」「ふたごやに行こう!」

日常会話の中で名前が挙がるお店が目標なんです_昨年10月ミッテン府中に2店舗同時オープンを果たしたFTGフーズ営業本部長小林岳人さんが真っすぐな眼差しで語ります。今回はミッテン府中9階フードコートに店舗を構えるFTGフーズ管轄の焼肉丼の店「ふたごや」とその系列店の韓国料理屋「オカンオトン」に取材を行い、お店のこだわりや拠点として府中を選んだ理由についてお話を伺いました。

ビジネスと日常生活が交差する活気ある府中

府中は自然や歴史のイメージが先行する一方で、多くの企業が拠点を持つ地域でもあります。中でも特徴的な点は企業の拠点と市民の方々の居住区域がかなり近いということです。良い意味でコンパクトな街ですよね。商業施設が駅前に集中的に建設されている都市はあまり例を見ないので、この場所で新しい事業に挑戦してみたいという思いが強くありオープンするに至りました。

2ブランド同時展開の裏話

実は前々より試してみたいブランドが2つありました。それが今の「ふたごや」と「オカンオトン」です。どちらを先行して出店するかという話をしている中で、縁あってちょうど2つのブランドを同時に出店できる物件に出会えたんです。元々「大阪焼肉・ホルモン ふたご」という焼肉屋を生業としていたものですから、肉のプロとして焼肉屋以外のフィールドでどう戦っていくかを考えた時、フードコートという場所に大きな可能性を感じました。また、FTGフーズ、そしてその親会社FTGカンパニーは在日三世の韓国人の双子の兄弟が設立した会社です。一般的な韓国料理だけではなく、彼らが幼少期に食べていた韓国の家庭料理を商品化したら展開したら面白いのではないか、という思いから「オカンオトン」のオープンが実現しました。

フードコートで魅せる絶品・本格焼肉丼

「ふたごや」の大阪焼肉は、大阪のコリアン街・鶴橋に根付いた焼肉文化を基にした甘辛くコテコテの味が特徴の焼肉です。仕入れから加工まで我が社で行うため肉のプロとしてその品質を保証できますし、さらに、独自に開発した秘伝のタレで仕込んだ「ふたごや」の味には確かな自信があります。

 

正直なところ、フードコートに訪れるお客様のお店に対する期待値は路面型の飲食店と比較して若干期待値が下がるのではないかと推測しています。しかしその中で「本物」の味を提供することこそが我々の目標です。関東では焼肉はご褒美という認識がある一方で、関西では焼肉を日常の食事として捉える傾向が強くあります。日常に寄り添う食文化の一つでありながら本物の味を楽しむことができる、お客様にはそのギャップを体感して欲しいと思っています。

思いが込められたブランド名

実は「オカンオトン」というお店の名前にもこだわりがあるんですよ。こちらで提供している食事は、社長と副社長が幼い頃に食べていた韓国の家庭料理を基に考案されています。彼らが大阪出身で両親のことを「オカン」「オトン」と呼んでいたこと、韓国の「カン」と韓国の代表的な食文化である豚の「トン」、さらにそこにハングルを組み合わせて「오カン어トン(オカンオトン)」というブランド名になりました。

やみつき甘辛「ふたごや名物かるび飯」と懐かしいオカンの味「ヌルンバ」

「ふたごや」で是非注文してほしいのが「ふたごや名物かるび飯」です。銀のお皿にご飯が盛られ、その上にキャベツとカルビ、さらに上から2種類のマヨネーズがかけられたものですが、並で総重量500g、得盛で850gとかなり満足度の高いメニューです。並が850円と食べやすい価格設定となっておりますので、この機会にご賞味ください。

韓国料理と言えばビビンパが有名ですが、我々がおすすめしたいのは「オカンのヌルンバ」というメニューです。お釜で炊いたご飯のおこげに出汁を入れてほぐしたものを韓国語でヌルンバと呼びます。ヌルンバをお食事いただく際には、まず最初にふたを開けると湯気の先に見えるご飯の見栄え、卵を潰しながら混ぜた時に立ち上がる香ばしい香り、そして最後に出汁を入れて柔らかくなったおこげ、というたくさんのワクワクを味わうことができます。まだ食べたことのない方は是非このワクワクを体験しに来てください。

お客様との交流を大事に、愛されるお店になるために

府中は企業の拠点と市民の居住区域が非常に近い活気のある街です。地域に根付き、長く愛され続けられるようなお店にしたいと強く思っています。お客様との交流にも非常に重きを置いていますので、メニューのリクエストやその他ご意見等ありましたら教えていただけると幸いです。

 

(文:堀 詩 東京外国語大学学生)

(写真:本間美実子 東京農工大学学生)