お店&施設情報
府中に息づくお店探訪「DURAY 府中店」

駅なかで出会う、上質なひととき
「ぷらりと京王府中」に店舗を構える「DURAY府中店」。2024年4月6日にオープンし、今年で1周年を迎えました。
洗練された印象のあるディスプレイですが、足を踏み入れた瞬間に広がるのは、上品さの中にどこか親しみを感じる雰囲気。ゆっくりと商品を眺め、スタッフと自然に言葉を交わしながら、自分らしさに合う一着を見つけられる。そんな、ふと立ち寄りたくなるような安心感がこのお店にはあります。

日常からフォーマルまで、幅広く
DURAYは「エレガンス・フェミニン・ベーシック・トレンド」という4つの要素をバランスよく取り入れたファッションを展開。
日常づかいのアイテムから、セレモニーやビジネスシーンで活躍するセットアップまで幅広くそろえており、さまざまな年代やライフスタイルの女性に支持されています。
実際に訪れるお客様も30代以上を中心に、親子での来店や三世代での買い物も珍しくありません。「祖母が着ていた服が素敵で、自分も見に来ました」と来店される方もいるなど、世代を越えて信頼されるブランドです。

心地よい雰囲気の中で
DURAY府中店の魅力のひとつは、お客様一人ひとりのペースを大切にする接客スタイルです。
お客様と程よい距離感を保ちながら、商品を見ている様子や表情を見守り、さりげなく声をかける。そのやわらかい対応に、初めての来店でもすっと会話が始まり、自然に試着へと進まれるお客様も少なくありません。
「お客様がご自分のタイミングで相談してくれるような、雰囲気をつくることを意識しています」とスタッフの和田さんも話してくれました。

自然なつながりが生まれる場所
府中店の魅力は、商品だけでなく店内に流れる雰囲気にもあります。
試着室から出てきたお客様に、近くのお客様が「それ、似合っているわね」と声をかける。そんなやりとりから会話が弾み、気づけば一緒にランチに出かけるようなエピソードも。お客様同士が笑顔でつながっていく様子に、この店の居心地の良さが表れています。
また、「仕事行ってくるね」と声をかけてくださるお客様や、朝通って気になった服を帰りに買いに戻ってくる方など、日常の延長線にあるお店として、多くの人に親しまれています。

「立ち寄りやすさ」という魅力
府中駅に直結している利便性に加え、DURAY府中店には「ちょっと見ていこうかな」と気軽に足を運べる雰囲気があります。
店内にはさまざまな価格帯の商品がそろい、日常づかいのアイテムも豊富。ディスプレイの美しさにひかれて立ち止まる方も多く、ふとした時間に寄っても、気負わずショッピングを楽しめる場所です。
「高そうに見えて入りにくいと思っていたけれど、入ってみたらすごく話しやすくて安心しました」──そんな声も、お店にとって嬉しい励みとなっています。

スタッフの思い──地域に根ざした場所として
DURAY府中店はオープンから1年、地域の方々に支えられながらお客様との関係を育んできました。
「気軽に立ち寄れて、安心して相談できる雰囲気を大事にしています。」和田さんはそう話しながら、毎日の接客に心を込めています。今後はより若い世代にも親しんでもらえるよう、店内レイアウトや情報発信にも取り組んでいきたいとのことでした。

筆者コメント
レディスアパレルのインタビューということで、最初は少し身構えていた私ですが、DURAY府中店の心地良い雰囲気や、和田さんの柔らかな人柄に触れるうちに、自然と心がほどけていきました。きっと訪れる人にも同じような心地よさを与えてくれるはずです。
「特別な予定があるわけじゃないけれど、ちょっと覗いてみようかな」──そんな気持ちで立ち寄れるDURAY府中店。
暮らしの中でふと訪れたくなる場所として、これからも多くの人に愛されていくのだと感じました。

店舗情報
DURAY 府中店
営業時間:10:00〜20:00(施設に準ずる)
定休日:施設休館日に準ずる
住所:〒183-0055 東京都府中市府中町1-3-6 ぷらりと京王府中2F
文:関谷 翼(東京農工大学)
写真:吉澤 創(東京外国語大学)
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