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武蔵の國の酒祭り 2019

9/14(土)大國魂神社にて「武蔵の國の酒祭り 2019」が開催されます。今年も日本全国から集まった銘酒のきき酒を楽しむことができますよ。

本イベントに入場するためにはチケットが必要となります。現在、eプラスで前売りチケット販売が開始しています。府中観光協会でも8/11よりチケットを販売しています。

詳細は以下のHPからご確認ください。くれぐれも、飲み過ぎにはご注意を!

 

「武蔵の國の酒祭り2019」
日程:2019年9月14日(土) 11時~16時(最終入場15:30)
会場:大國魂神社参道わき広場
参加方法:当日券(先着100名様)またはチケットeプラス及び府中観光協会で前売りチケットを購入してください。詳細は下記HPへ。
→武蔵の國の酒祭り2019公式HPへ


【まちゼミ特集】府中に息づくお店探訪「なおらいスタンド宮」

このコラムは「第2回むさし府中まちゼミ」の講座と講師となる店主への取材を通して、府中に息づくお店を紹介します。取材を行ったのは、東京農工大学のまちづくりを研究するサークル「まちけん」の学生達。若者の視点で府中のまちなかが見えてきます。
※この記事は2019年7月の取材に基づき作成されました。
この回の記事の作成者
東京農工大学3年 八代 岳人


府中駅から徒歩5分ほどのところに明るい雰囲気を醸し出す光が大國魂神社横の路地を優しく照らしている。女性でも入りやすいおしゃれな立ち飲み屋「なおらいスタンド宮」は、お酒への専門知識をもつオーナーと、お酒にあう料理を提供するマスター・スタッフのサービスが、地元の人達から愛されているお店だ。「なおらいスタンド宮」のオーナーで「第2回むさし府中まちゼミ」の講座を実施した大室 元(おおむろ はじめ)さんにお話を伺った。

日本酒の飲み比べ体験

今回取材したまちゼミのタイトルは「はじめての日本酒レッスン!」だ。参加者にはタイプの異なる日本酒が4種類と、テイスティンググラスとぐい飲みの二種類の酒器が用意されていた。

「日本酒ってなんだろう?」「吟醸って?」オーナーの大室さんは、このようなまちゼミ参加者の疑問にどんどん答えながら、日本酒の魅力を楽しそうに語っていた。日本酒は味と香りで4種類に分かれる。各参加者は味・香り・色・粘度を総合的に判断し手元の日本酒を4タイプ分類していった。この試飲クイズでは、言葉や文字だけの知識伝達だけはなく、実際に4種を呑んで味・匂い・色からも多様な日本酒の世界を「まちゼミ」では無料で体感できた。さらに、酒器によっても香りの感じ方や口当たりが異なり、日本酒のもつ味の深さを体感しつつ、立ち飲みならではのお客さんとの距離感で自然と参加者との会話も弾んだ。参加者からは「お話を聞いてからクイズを実践できて良かった」「テキストを使いながら飲みたい」の感想もあがりとても満足そうであった。


〇インタビュー

聞きなじみある店に

―お店の名前の由来を教えてください。

20年ちょっと前まで「立ち飲み宮」という名前の店がありました。私がお店を始めるにあたって、その名前を復活させました。「宮」という名前は、お隣に大國魂神社というお宮がありますし、お店の住所も宮町ですので地元の方々に聞きなれている言葉なのが良いと思いました。また、「直会(なおらい)」は、神事が終わった後にお供えした食べ物や飲み物を下げて、それをみんなで一緒にいただく会のことを言い、いわば宴会の原型みたいなものです。神社参拝した帰りに気軽に立ち寄ってもらいたいという想いから、店の名前を「なおらいスタンド宮」にしました。

地元に根付く商売を

―なぜ府中でお店を始めたのでしょうか?

私の家は、元々江戸末期から続く「しめのうち」という屋号で代々酒屋を営んでいました。しかし、私がちょうど大学を卒業し就職したことで、後継ぎがいなくなってしまいました。そこで、8年前に府中に帰ってきて、「しめのうち」という屋号を継ぐと共に、元々酒屋の倉庫だった所を改装して飲食店を始めました。私は生まれた場所が府中で育ちも府中だったので、地元でしっかり商売したいなっていうのが動機の一つです。

お酒にかかわる人みんなに幸せになってほしい

―お客さんに対して日本酒をどう感じてもらいたいでしょうか?

流行りのお酒や有名なお酒を取り揃える店は結構多いのですが、それは日本酒の入口としては良いのだけれども、もっと日本酒の世界は幅広くて奥深いので、知れば知るほど美味しいお酒に出会えることを知ってもらいたいです。

東京は市場が大きく様々なお酒が売られていますが、東京に販路がないねっていう酒蔵も結構あります。高齢化が進み地元地域の過疎化が進むと、「もう自分の代でおしまいかな」なんて言う酒蔵もあります。それはもったいないし残念です。私はこの店を「宮っていうお店に行ったら自分の知らない美味しいお酒が飲めるんだ」と言われるような、お客さんとお酒との出会いの場、日本酒の情報発信の場にしたいのです。お酒を造る人も、お酒を飲む人も、お酒を提供する人も、関わる人みんなが幸せになるといいですよね。

 

―まちゼミをやってみた感想はいかがでしょうか?

まちゼミに参加することにとても意味があるなと感じています。
普段だったら世間話くらいの会話はしますけど、料理とお酒を提供するのがメインなのでお客さんとお話をする機会になる「まちゼミ」はすごく貴重だと思っています。
またこのようにインタビューしてもらったことで、農工大の学生さんとの繋がりができたので、私もまた農工大に遊びに行きますし、また新しいコミュニティができたことも良く思いますね。農工大は食に関わっていて、街の中心にあり、若さのパワーがある学校。このような大学がお店のすぐ近くにあり、社会人の人と関われるコミュニティを作れ、コミュニティを作るきっかけになる「まちゼミ」の取材の企画はとても良いものと感じました。

―お客さんへメッセージをお願いします

提供するお酒や料理などのサービスを通してみなさんに楽しんでいただくのが、店の存在意義だと思います。当店はお酒の知識豊富な者が選ぶ「お酒」とお酒にあう「お料理」を提供できるマスター・スタッフがいるお店です。気軽に立ち寄れる立ち飲みスタイルで、一人前食べきりサイズの小皿料理で出しています。新鮮な府中野菜をふんだんに使っていますので、野菜が足りていないな、と思う方も是非お越しください。まずは実際に来ていただくのが良いのかと思いますので、お待ちしております(笑)

【インタビュー・文】八代 岳人(東京農工大学3年 まちけん所属)

まちけんの活動はfacebookページをご覧ください。まちけんfacebookページ)


なおらいスタンド宮

【店舗情報】
東京府中の日本酒立ち飲み屋『なおらいスタンド宮』
住所:東京都府中市宮町2-3-8
TEL:042-306-9030
WEBサイト:https://naorai-stand-miya.jp/
定休日:火曜日
営業時間:月-金 16:00-23:00/土日祝15:00-22:00